街は変わっていく

Posted on by narita

新年が明けていよいよ2023年。

2020年には今年もマスクをして過ごすとは思わなかったです。

しかし、いよいよ災厄を折り込んでなお人が動き出していくという常態に戻っていきます。

僕たちは先日2017年3月から5年と9ヶ月続けた百貨店での展開を終えました。

半分は助走、半分はコロナ禍だったので随分長く感じたけれど、やりきったことで分かったことが色々あります。

分析をしてみるとまずゲームのルールが大きく変わったということ。

街を歩く人々は以前のように気軽にウィンドウショッピングをしなくなった。

頭の中に予め入っている情報、主にスマートフォンからの情報があり、目的がはっきりしていないと自分の目で見て判断して購入することができなくなりました。

僕の仮説では情報が一定のしきい値を越えないと動かない。
悪い言い方をすれば内容に乏しい情報でもその質を問わず情報の量で行動をする傾向にあります。

これはいい面もあって、先に認知をして目的としてもらえればお客さんは調べて来てくれる。
ゆえにフリーでトラフィックが多い場所の価値が相対的に下がった。

気づいたらこの数年で百貨店の役割が変わってハイブランド、ラグジュアリーブランドと高級な食品を購入する場所になっていました。
前者は分かりやすいストーリーと世界的な評価を背景にアイコン的な商品を多くの人に売ります。
ブランド同士はアライアンスを組んでお互いの顧客同士を融通し合います。
そしてさらにマスな認知の偏在が起こっていきます。

後者に関してはクラス感のある食品はいくら高級でも一般の人が買えない値段にはならないので多くの人にアクセスできること。また一度消費すれば次の日にでも週にでも購入することができるため購買の継続性が高いこと。
成城石井やKALDIも人気なように日本人は食に強い欲求を持っています。
名古屋にはサポーレもありますね。

今のところ百貨店はその2つの機能を持ちながら続いていき、人口減により
D2Cブランドのショールームの話などもあったがごく一部のエリアでしかうまくは行かないだろうから消化仕入れではなくリーシングの形+ブランド任せのポップアップになっていくのだろう。

ただ僕たちが悲観的でないのは、ジュエリーという個人的で嗜好性が強いものは実際に見て選んでもらうタッチポイントはなくならないだろうと考えているからだと思っているから。

そんな気持ちで今年は進んでいきたい。

 

 

書き手

 

成田保之

愛知県出身 1975年生
ワーズアンドアーツ株式会社代表取締役

ジュエリーのプロデュースと販売の人材育成に力を入れています。
好きなものはスパイスとジュエリー。

デザインしているブランド Havitas jewelry
https://www.instagram.com/havitas_jp/

運営店舗
Fuligo 本店
愛知県名古屋市中区栄5-3-6 エルマノス栄中駒ビル2C
http://fuligo.com

Fuligoshed 名古屋栄
愛知県名古屋市中区栄3-19-5  ビルゼロ2階
https://www.instagram.com/fuligoshed_ginza/

Fuligoshed 銀座店
http://www.fuligo-shed.com

運営する国内のジュエリーブランドの通販サイト
http://www.fuligo.jp/

 

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