学校が都心に戻ってきている。

Posted on by narita

「大学が都心回帰しているらしいですよ。」

友人からそんな話をきいて興味を持ったんですよ。
大学が郊外から都心に戻ってくるということは、昼間人口も多くなり、若い人が都心で働くことも考えられるし、街は活性化するのではないかという仮説。

検索すると江口忍さんというアナリストの方の分析がヒット。

名古屋でも、2007年に瀬戸市から熱田区へ郊外に移転し、最近になって再び大都市に戻ってきて 文系学部を全面移転した名古屋学院大を皮切りに、2012年に日進市から名古屋駅ささしま地区へ移転した愛知大や冒頭に紹介した愛知学院大などの都心回帰の例があります。さらにこの先も、日本福祉大(美浜 町から2学部を東海市太田川駅前)、南山大(全学部を瀬戸市から昭和区)、名城大(可児市と天白区から各1 学部をナゴヤドームの 隣 )などがキャンパスを郊外から都心へと移す予定です。

出展 https://www.okb-kri.jp/_userdata/pdf/report/154-eguchi.pdf

そんな現状なんですね。
確かに名古屋駅に愛知大学があるから駅南は若い人いますね。

愛知学院も名城公園付近に新しく校舎を移しているし、都心に移転すると学生の人気が上がって、少子化における入学者数の減少に対しての対抗策にもなる。

出て行かれた郊外の自治体はたまったもんじゃありませんが、このようにして都心への人口の集中は進むってことでしょうね。

そういえば、茂木健一郎さんの本に大学が郊外にあるメリットも書いてあったような気がしたけどな。イギリスの大学は郊外にあって学生はゆったりとした環境の中で教養を深めるみたいな。でも日本の大学生でわざわざ田舎で過ごしたいって人はいない気がします。やっぱり。

 

 

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