gura : 倉石貴通さんのジュエリー
Posted on by narita
ジュエリー作家「gura」の倉石さん。
展示期間中の何日か在店して頂いています。
倉石さんは日大理工学部の航空宇宙工学科を中退して、ヒコみずのジュエリーカレッジに入学。
そこからジュエリーの道に入った変わり種の作家です。
「とにかく金属が好き」僕もすごくよくわかります。
手を動かしている人は特にその素材が好きなんですよね。
航空宇宙工学では行程の一部分しかできない、ということが苦痛に感じてしまってジュエリーの道を志したそうです。
今回の展示ではダイヤと銀という少しアンバランスな素材の組み合わせを提案しています。
銀は使って行くと空気中の硫黄と反応して少しずつ黒ずんで来ます。
美しいダイヤを人の魂に見立て、朽ちて行く銀を肉体に見立てています。
ふたつを合わせることによって、肉体は滅んでも魂は不滅に輝き続けることを表現しています。
こういうコンセプトを聞いて身に着けることでさらに魅力がますと思いませんか?
倉石さんがジュエリーの魅力について書いてくれた言葉があります。
ジュエリーとは。
想いであり、それは祈りであり、光に通ずるものだと思っています。
シルバーは水のきらめき。ゴールドは豊穣の輝き。
生きるものとして必要不可欠なものへの憧れ、そして人が光にかえっていくときの道しるべではないか、と。
そんな気持ちで身に付けてもらえたら、作る側、伝える側、嬉しい限りです。
gura トランクショー
5月14日(土)ー 6月12日(日)
@Fuligo
名古屋市中区栄5丁目3−6エルマノス栄中駒ビル2C
営業時間12:00〜20:00
金曜定休
詳細はショップブログをご覧下さい。
Fuligo
http://fuligo.com/gura-trunkshow.html
gura blog
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